TVアニメ「トータル・イクリプス」

back

world

BETAに蹂躙された地球で抵抗を続ける人類と、各国の利害が交錯する中で進められた戦術機開発計画

BETA(Beings of the Extra Terrestrial origin which is Adversary of human race=人類に敵対的な地球外起源生命)は、1958年に火星で初めて確認された未知の生命体であり、1967年の月面での初接触から一貫して人類の駆逐を図っている。

BETAの地球侵攻が始まると、効果的な対抗策を持たない人類は後退を余儀なくされ、2001年現在ではユーラシア大陸のほぼ全土を占領された状況となっている。
ユーラシア大陸を囲むように展開された対BETA防衛線では、BETAの個体数を定期的に減らすことで大規模な侵攻を抑えるのが精一杯で、それすらも多大な犠牲の上に成り立っていた。

しかし、厳しい状況にあっても各国は水面下で自国の利益を得ようとし、足並みが揃ってはいなかった。
それを打破すべく、国連軍は各国の技術協力に基づく先進戦術機技術開発計画「プロミネンス計画」を推し進めた。
その一環として、日米が共同で既存戦術機のアップデートを試みたプロジェクトが「XFJ計画」だった…。